1982年から1993年まで米国の国立がん研究所(NCI)が上述の核実験による甲状腺の内部被ばくに関する調査を行った結果、以下の群別分布を試算した。
核実験場から2000kmぐらい離れた小さい時代のミネソタ州自宅までも広がった。
NCIのウェブサイト(https://ntsi131.nci.nih.gov/default.asp)には誕生日、自宅の群と飲んだミルクの種類と量を記入すると、被ばく量が推定される。
内部被ばく (rad) | ||
年 | 推定(rad) | ミ リ シ ー ベ ル ト |
1951 | 0 | 0 |
1952 | 0 | 0 |
1953 (6月生まれ) | 1 | 10 |
1954 | 0 | 0 |
1955 | 0.28 | 2.8 |
1956 | 0 | 0 |
1957 | 7 | 70 |
1958 | 0 | 0 |
1959 | 0 | 0 |
1960 | 0 | 0 |
1961 | 0 | 0 |
1962 | 0.0085 | 0.085 |
1963 | 0 | 0 |
1964 | 0 | 0 |
1965 | 0.015 | 0.15 |
1966 | 0 | 0 |
1967 | 0 | 0 |
1968 | 0 | 0 |
1969 | 0 | 0 |
1970 | 0.000027 | 0.00027 |
1971 | 0 | |
単位の変換 | 1 | 10 |
http://www.jplabs.com/html/units_of_radiation.HTM | ||
総被ばく量 | 9.9 | rad |
結果 | 99 | ミ リ シ ー ベ ル ト |
1957年間中の総被ばく | 70 | ミ リ シ ー ベ ル ト |
福島第一原子力発電所事故に比較するため、以下のデータがある。
放射線の目安(ICRP) http://www.nirs.go.jp/data/pdf/i14_j3.pdf
一歳児甲状腺の内部被ばく等価線量:(3月12日午前6時から4月24日午前0時までの積算線量)
考えられる結論:1歳児のほうが4歳児より影響が受けやすく、私の1957年中被ばくは図内の第5線量等値線との相当であった。
成人の外部被ばくによる実効線量:(3月12日午前6時から4月24日午前0時までの積算線量)
これからの考え:
1)福島第一原子力発電所事故による被ばく量がアメリカ核実験による被ばく量と相当な数字である。
2)放射性物質を大気に出したアメリカ核実験が20年間跨り、90回以上であり、各実験の被ばく成分分布が知られており、3068群の被ばく量もしられている。
3)上述の3068群における病気などの健康データがあるため、核実験被ばくによる健康効果があれば、このデータに眠っているであろう。
4)福島第一原子力発電所事故の影響を推定するため、チェルノブイリより、アメリカの核実験のほうが意味があろうか。
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